tsugubooks

会社員が、週末本屋さん・tsugubooksをしてみたキロク。清澄白河と下北沢での本屋さん活動や、本の旅のことを。少しずつ整えていきます。

2017/5/27(土)-28(日)開催!KITAKAGAYA FLEA 2017 SPRING & ASIA BOOK MARKET に来てみた!

3ヵ月前、内沼さんのFacebookで見たのが始まりだった。

【アジアのブックフェアをはじめます】
突然ですが、国境を越えて、アジアのブックフェアをはじめます。
昨年から(ほとんど松村さんが。松村さんが本当に凄いんですよ……!)水面下で動いていた企画です。

   (内沼 晋太郎 - 【アジアのブックフェアをはじめます】... | Facebook

 

“アジアのブックフェア”・・・なんだそれ?!ということで、Edit Tokyoのイベント『松村貴樹×田中佑典×綾女欣伸×内沼晋太郎 「アジアのブックフェアを立ち上げる」』を聞きに行った。

(写真が暗い…)

どうやら、韓国と台湾の出版は、本屋さんは、すごいことになっているらしい。おもしろいらしい。この目で見たい!まずは北加賀屋で!

 

マガジン航「次世代のブックフェアを構想する」で書かれていたことも、後押しになった。

そもそも出版とは一種の家内制手工業なのだ。既存のブックフェアが機能しなくなってしまったのなら、それぞれが理想とする、次世代のブックフェアを構想すればいい。その動きは、すでに確実に始まっている。

見たい。その始まりを。

 

というわけで、大阪に来てみた。
滞在時間2時間時点のキロクを、大阪在住の友人を待つ間に、書けるところまで書く!
(夕方戻るし、明日も最後までいるつもりですけれど!)

 

 

KITAKAGAYA FLEA 2017 SPRING & ASIA BOOK MARKETとは 

「KITAKAGAYA FLEA 2017 SPRING & ASIA BOOK MARKET」は、マガジン「IN/SECTS」を発行するLLC インセクツが主催するイベントで、2017/5/27(土)-28(日)に開催される。

LLCインセクツはこれまでも「KITAKAGAYA FLEA」を主催してきて、今回はそこに関西・関東・台湾・韓国の出版社さんを招いて「ASIAのBOOK MARKET」もやっちゃおう!ということだそうです。(関東の出版社さんを取りまとめているのは、アノニマ・スタジオさん。)
 ▶︎KITAKAGAYA FLEA Facebookページ
 ▶︎KITAKAGAYA FLEA Facebookページ内 今回のイベントページ

会場は、大阪の北加賀屋駅4番出口から徒歩10分くらいの、名村造船所跡地(クリエイティブセンター大阪)

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東京から電車だと、東京駅→新大阪駅→大阪駅(徒歩)西梅田駅→北加賀屋駅でした。3時間30分くらい。

協調性がなく遅刻魔であるため、ひとりで行ったところ、北加賀屋駅前で本仲間と会う。東京から行く人がこんなにいるとは。みんな本好きなんだなぁ。

入口

入場料(500円!これでトーク聞き放題…!)を支払うと、手にハンコを押される。ディズニーランド以来。

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*会場MAPはこちら
27(土)・28(日) 1F/2F/3Fの会場(MAP)のご案内 | KITAKAGAYA FLEA

1F

カレーの階!!!!
ここで購入して、青空の下で食べられる(多分)。

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2F

食べ物、飲み物、雑貨など。

ODASHI STAND

冷たいお出汁をいただく。

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「塩で調整してください」と言われたけど、そのままでも美味。

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Relish森かおる先生×京都無添加おだし うね乃×アノニマ・スタジオのコラボ屋台とのこと。

気になったのは、こちら。“似顔絵彫ります”

似顔絵キボリ

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3F

ついに本の階!本の階!!!
まだ全然全部は見られてないのですが、見たところだけ。

*本の出店者一覧は、こちら

KITAKAGAYA FLEA 2017 SPRING & ASIA BOOK MARKET

*ブースの名前をクリックすると、Webサイトにとびます。

アタシ社

写真撮り忘れ・・・Twitterをぺたり。

 『髪とアタシ』『たたみかた』ありまーす!!

NUMABOOKS

CAMPFIREで話題だったあのプロジェクトの本がありました。

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森山大道『新宿』をまるまる一冊吉田昌平がコラージュした作品集出版プロジェクト - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

写真集って、実物見てみると印象が違いますね・・写真パワーがあった。印刷も美しい。「CAMPFIREで知ってるよ!」という方も、一度開いて見てみてほしい。

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檀上遼さん『馬馬虎虎(マーマーフーフー)』

おにーさんがひとり座っていて、出版社じゃないのかな?と気になって見に行ったのが、こちら。(のちに、妹さんも座っておられた。)

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僕は2012年の11月から2013年の11月までの一年間を台湾で過ごした。表立ったその理由は中国語習得のための語学留学であった。しかし実際のところはその年の頭に入社したばかりの会社をわずか三ヶ月間でクビになり、働きもせずフラフラしていた際に軽い気持ちで訪れた台湾で「何となく20代の内にここに住んでみたい」と思ったのが主なその理由であった。そして、約半年間の渡航準備期間を経て、実際に台湾での生活を始めることになった。この一年間は中国語をそれなりに勉強しながら基本的には安穏と暮らしていた。この本はその時の日記や写真などをまとめた紀行文のようなものである。  (「まえがき」より)

こんな台湾に関する本を書いているくらいだから僕は相当な台湾好きだと思われるかもしれないが、実際はそれと同じくらい中国も好きだ。付け加えると香港も好きだ。それは多分、僕の出自に関連があって、母は元々台湾人だが、後に香港籍になった。その上、父の仕事の関係上、中国人の方達との付き合いもあった。(中略)
僕には我々日本人が台湾を賞賛する際、そこに「中国と比べて」という視点が無自覚に内包されているような気がしてならない。今の日本に漂う台湾への友好的な印象のその背後には「台湾は中国とは違う」という中国への不信感が見え隠れする。  (「最後に」より)

ううむ、となってしまった。
著者の日本、台湾、中国、香港の視点からの文章を、もっと読みたいと思った。
ほか、台湾での格闘技事情や同性愛事情など、興味深いテーマのエッセイ。
台湾の、かわいい雑貨屋さんや本屋さんはもちろん知りたいけど、こういう社会の空気感も知りたかった。

ミシマ社

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目録が!
10年間に刊行された本たち=97冊が、ぎゅぎゅぎゅっと詰まっている。

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DALSIL(韓国)

さて、次は韓国のブース。本と雑貨。
かわいい女の子が、英語で一生懸命話してくれる。
紙好きなわたしがどれを買おうか迷っていたら、「ゆっくり見て行ってください」とスマホで言葉を調べて見せてくれたり・・優しいし、紙が好き!っていうのは伝わるもんんだなーと思った。


気になる本。カラー印刷で、絵だけのページが続く。物語。
「版画」と言ってました。

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あとポストカードも。

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ポストカードのセットは、Bag型の箱に入っていた(800円)。

あと写真を撮り忘れたけど、大きなペーパーが色も柄もおしゃれでかわいかった。「ブックカバーにしてね」とのこと。

↓Instagramを教えてもらったので、ご興味ある方は、こちらからどうぞ。

www.instagram.com

朝日出版

なんと、出てました!!!!先行販売!!!
『本の未来を探す旅』

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写真と場所を掲載している感じなのかと思いきや。
がっつりと取材してるし、インタビューしてる。これ買いですよ!!!!
違う国の本屋さんのことが、日本語で知れる。
違う国の本屋さんが考えてることを、日本語で読める。
なんてありがたいのだろう。

中身は載せられないけど・・こんな感じ。

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正式発売は6月だそうです。

他にも朝日出版社さんはたくさんの本を並べておられました。

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『文体練習』(レーモン クノー 著)、『家族無計画』(紫原 明子 著)、アイデアインクシリーズ、『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(加藤 陽子 著)、『断片的なものの社会学』(岸政彦 著)などなど。
販売されている方がとっても気さくで話しやすく、来月の新刊情報を教えてくださったり、『夢の本屋ガイド』の著者サイン集めを自慢しあったり。(BOOKS青いカバさんのも、積読書店員ふぃぶりおさんのも、お持ちだった・・くうぅ。絶対わたしよりコンプ早い・・。)
人見知りなわたしでも楽しかったので、朝日出版社好きの方は、お買い物のときに頑張って話しかけてみてほしい!!!!

そんなお兄さんのTwitterはこちら! 朝日出版社 (@asahipress_com) | Twitter

本の雑誌社

本の雑誌社の本の多くは購入済みだったけど・・ブックカバーは欲しかった。迷っている。

「どこの本でも、本の雑誌社に!」という一言にヤラレタ。

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あと、『矢部潤子とリブロ最後の日』というリトルプレス(?)を購入。
あぁそうだ、リブロ池袋本店は、もう無いのだ。

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(写真右。左は、会場3F入口付近で販売されていた『#カリグラシ』)

THE BIG ISSUE(台湾)

たしか、Edit Tokyoでのトークイベントでも、「台湾のTHE BIG ISSUEは、かっこいい!!」というお話があった。なので、お目当ての一つだった。

 

笑顔が素敵なふたり。

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このわたしの写真では見えづらいが…洗練された雑誌なのだ。
たっぷりな白、写真、漢字の配置、ひかれる線。おしゃれなんだけど、居心地が悪く無いおしゃれ。紙の手触りも良い。
何冊も欲しかったけど、一冊だけ購入。奥山由之さんの写真が載ってるもの。右下をよーく見るとクレジットが見えるはず。)

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女性のほうが、日本語が少し話せたので、会話を楽しんだ。


ふたりとも控えめで、雑誌にうっとりしていたら、とても喜んでくれたけれど。本当は「わざわざ日本で販売してくれてありがとう」だし、「このクオリティは本当にすごいですね」「台湾は、あなたたちの会社は、あなたたちは、すごいですね!」ともっと伝えたかった。


1冊1,000円。ぜひ。

RMM(香港)

こちらもぜひ見ていただきたい、お店。

クリアな英語で、こちらのたどたどしい英語もわかってくれる。笑顔にっこり素敵なおねーさん。

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右下の緑の雑誌。
表紙の外側(?)に緑の切り絵のようなものがついている。(表現力無し・・)
美しかった。

その隣の雑誌は紙がツルツルペラペラで、すいつくようにめくれる。

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グリーティングカード(500円)とアートブック(1,000円)をお買い上げ。

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アートブックは各号の見本が置いてあるので、ぜひ手にとってめくってみてほしい。
発色も、デザインも、美しい。
大事に作られているのが、伝わってくる。

◎トークイベント

入場料だけで聞ける!

*プログラムはこちら 
トークイベントのお知らせ | KITAKAGAYA FLEA

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◎ たられば書店(の看板)

帰りに発見して、後でちゃんとブースに行こう!と思った。

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以上! 

1日目のトークイベントの様子は、BOOKSHOP LOVERさんのTwitterを。

実況されてました!

 わたしも、使いますよー!

 #アジアのブックフェア と #KITAKAGAYAFLEA 、 #ASIABOOKMARKET を!

 

それにしても、すでに荷物が重い…。

いただいた返信を見て、絶対いつか“本好きが旅するときのオススメリュック”記事を書こうと決意したのでした。(BOOKSHOP LOVERさん、タカラ〜ムさん、伽鹿舎さん、その時はまた教えてください!)

 

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