tsugubooks

本をお届けする活動「間借り本屋」「私設図書室」のキロク。本屋旅のことも少し。

音は聞こえるけど、いやじゃない。

ここはtsugubooksのブログですが、自分の本活動=現在はまちとの唯一の接点でもあるので、少しずつ暮らしのことも書いていきたいと思います。

 

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今わたしは練馬のアパートに住んでいます。
昔の古いアパートをリノベーションした建物で、見た目は格好良く、水回りは綺麗で、住みやすいお気に入りのおうちです。


大家さんと設計者さんと住人とのお食事会が月1であったり、みんなでDIYをしたりして、今は少しずつお互いを知っていってる途中。

心地よい距離感は人それぞれで、自分のスタンスを大事にする人が多い……と思っていたけれど、意外にも仲良くなったり、一緒にわいわい共有スペースで作業をしたり、不思議な日々を過ごしています。
(自分のスタンスを大事にする人が多いからこそ成り立つのかもしれないなぁ、と今ふと思った。それについては、また書こう。)

 

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タイトルの言葉は、先日アパートの取材をしに来てくださった、ライターさんに話したこと。
「音は聞こえるけど、いやじゃない。」
「顔を知っている人が出す音は、騒音じゃなかった。」


長い間、単身者向け/オートロックの物件に住み、隣の人の顔を見たことがなく、誰かと一緒のエレベーターになりそうだったら後から出る人が調整して一緒のエレベーターにできるだけ乗らないのを良しとする…
そんな生活をしていたので、たまに上の階の人がうるさかったりすると、イライラとしている自分がいました。
騒音。生活の中の音。うるさいうるさい。でも言えないし、もぉぉぉーーっと。
(清澄白河ではあまり音も聞こえなかったけれど、長崎や多摩・調布ではちょくちょく思っていました。)

 

でも、ここに来て、顔合わせをして、どういう人が住んでいるのかを知ったら、たまにする音は騒音とは感じません。

みんなでよく「聞こえるよねー!」って言ってたのは、次の音。
お手洗いやお風呂場に入るときの木の扉の開閉音。これは上下階で、かな。
それから、DIYの作業音。DIY OKなアパートならでは。
土間で話すお隣の声。天井が張られていないから隣の音が聞こえやすいって内見のときに聞いていたから、予想通り。


「わざと大きな音を出しているわけではない」という信頼があるのかもしれないし、
どういう人が住んでいるのか知っているからこそ、そもそも音が気にならない(えっ今の音何?!なんか怖い…がない)のかもしれないし、
はっきりとこれが理由で!というものはない。
でも今のところ、本当に、気にならないしイヤじゃない。

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そういえば、このアパートは小学校が目の前で、平日も土日もずっっとこどもの声がする。
それについても、「音は聞こえるけど、いやじゃない」。
むしろ、練馬の子は元気だなと微笑ましいし、こどもがこんなにいるなんてと嬉しくなる。

 

音の不思議。