tsugubooks

会社員が、週末本屋さん・tsugubooksをしてみたキロク。清澄白河と下北沢での本屋さん活動や、本の旅のことを。少しずつ整えていきます。

gift_lab GARAGE(清澄白河)にマイクロライブラリーができました

2018年2月1日木曜日。
gift_lab GARAGEさんで、ひっそり「小屋ブンコ」OPENしました。

お店で、本をお楽しみいただけます。
もちろん小屋の中で読んでも◎

 

 

そう、gift_lab GARAGEの中には、小屋があります。
(こちらの記事の写真がわかりやすい。 ★のくらし )

 

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(何もないときの、小屋。)

 

小屋の中にギャラリーができたり、
期間限定POPUP SHOPが開かれたり、
金曜日はここに後藤さんが座って小屋バーを開いたり、
去年からは一緒に毎月第四土曜日に小屋ローグを開いたり。

小屋のまわりで、たくさんの人が出会い、混ざったり、すれ違ったり、してきました。
まずは、そんな出会いを、そこで交わされた言葉を、本にしてみました。

 

始まったばかりの、ライブラリーです。
今後少しずつ、育てていきたいと思っています。

 

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九州から東京に戻ってくるとき、「住み開きをして、マイクロライブラリーをやりたい!」と思っていたので、清澄白河というまちを選んだ。
ここなら、できる気がした。

しかし、なぜだかわたしはオートロック・完全防音のマンションを選んだので、“住み開き”はあきらめた。

マイクロライブラリーはあきらめられず、チャンスを待った。リブライズにも登録した。
あるお店が、本を置かせてくれた。手に取ってくれる人はいるけれど、じっくり見てくれる/読んでくれる人はいない。そこは読む場所ではないから、読むためには借りなければならない。貸し出しもしてますとその場でお知らせしてもらったけれど、「借りる」のハードルは思った以上に高かった。知らない人に借りてもらうのは。
「お金を払って買う」のほうが敷居が低いのかもしれない。
本を販売することにさほど興味はなかったというか、むしろそういうの苦手だったけれど、「本を届けたい」の想いのほうが勝ったので、販売することにした。届くのなら、届ける方法はなんでもいい。そして今がある。

 

「マイクロライブラリー」がしたい。まちの中で。誰でも入れる場所で。
そう思ってから、5年以上経ったことになる。いや6年か。

この6年ずっとそこに向けて準備してきたとかではなく、いろいろやってみながら、考えながら、様々な活動に浮気しながら、きた。何もしない日々もたくさんあった。

それが急にはじまるのだから、おもしろい。
後藤さんと前から話していたものの、「やりましょうか」となったのはつい最近だ。

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いつも、「これやらなきゃ!」「あれやらなきゃ!」と思い込んでは、なかなか準備が整わないからもーーーーと思ってやめちゃうわたし。


(そもそも本業がとてもカタいお仕事で、一回認可されたものを変更するのは大変…という業界にいるので、完璧な準備がないと外に出せないと思い込んでいるところがある。呪縛。)

 

今回は、「まずは、置いてあるよ、という状況づくりから。」という後藤さんの一言があったから、「あ、そうか、まずは並べてみたらいいんだ。そしたら始まるんだ。」と思えたのだと思う。
そうだった、これ誰に頼まれたことでもないし、マニュアルないと認可がおりないとかではないし、自由にやっていいんだった。

 

状況づくり。
いい言葉だなぁ。

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後藤さんの本と私の本とを並べて、話して、追加で並べて、はずして。
今後、OPENにしながら、考えながら、増やしたり減らしたり、していく。

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池田さんが、本棚を見る。感想を言ってくれる。
その時間が、また良かった。

 

池田さんから、「こういう本に興味がない」「こういう本が好き」、そういう超個人的な感想を聞いて、池田さんと自分とを、知る。

 

池田さんの一端を少し覗けた気もするし、ますますわからなくなったとも思える。

 

わたしが興味ある本を池田さんは「興味がない」という。その本に興味がある人が周りに多かったので、何も感じたことはなかったけれど、全く興味ないという人の話を聞いて「あぁわたしはこのジャンルが好きなんだなぁ」と自覚した。

初めて「ああ私は本が好きなのか」と気づいた瞬間に似ている。
昔から本を読む人が周りに当たり前にいたし、文芸を読んできたわけではないので、「本が好き」と思ったことはなかった、それが「ふつう」だったから。
30になる前に友人に「本当に本が好きだよねー」と言われ、初めて「えっみんなは違うの?そんなに本を買わないの?これは好きってことなの?」「いわゆる文芸とみんなが読んでいるものは、あまり読んできていない。世界文学も読んでない。それでも本好きというの?」と意識しだした。(わたしはなんでも気づくのが遅い。)


そのときのかんじ。


人と比べることで、自分のことを知る。

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本を、読みに来てください。
本と、出会いに来てください。
本を見ながら友人と本の話をしにきてください。

そして、よければ、ちょっと感想もおしえてください。

 

小屋ブンコ、ひっそり、しっかり、OPENです。

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